地方公務員にとって、都道府県会議員は頭の上がらない存在です。

というのも、形式上は議員がルールを決めているという名目があるからです。

以前、政権交代といって盛り上がって、脱官僚ということを言っていた政党がありましたが、実際はどうでしょう?

国の政策などを考えているのはキャリアと呼ばれる国家公務員なのは誰もが知っていると思いますが、その頭脳を事務手続きだけに利用し、方向性は議員が決定すると言っていた政党は見事に3日天下の明智光秀を再現したような事になりました。

高速道路の無料化はなくなり、高校の無料化も教員の免許更新制ももはや有名無実化してしまう方向に進んでいます。

東日本大震災の際の対応が原因なのはだれでもわかりますが、あの時にもっとしっかりとしたリーダーシップをとって正しい方向へ導いていたなら、長期安定の政権を築くことができたと思います。

ついつい違う方向に脱線してしまうので申し訳ありません。

話を戻しましょう。

港区をのぞいて(笑)、公務員は誰がどう見てもサービスが悪いのは事実です。

住民票とかをもらう窓口は別として、補助金とかの申請などで、「◯◯課」などにいってみると、誰もが机に向かっていて、こちらから声をかけてもめんどくさそうに、何の用?みたいな対応をされることもあるし、ひどいところでは、散々待たされた挙句、別の「◯◯課」へ行ってくださいと言われたりします。

どれだけ偉いんだ!と思ってしまう公務員の態度ですが、これが議員さん相手だと態度が豹変します(笑)

◯◯先生とかいって、それはもうへいこら。議員の機嫌を損ねると、あとあと大変なことになりますからね。

まーそれにしても、「先生」って意味がわかりませんけどね。
先生ってのは、自分に何か教えてくれる人のことを指す言葉で、公務員にとっては教えてくれるっていうより、教えるほうが多いと思いますけどね。

とにかく、議員さんの言葉は、まるで「神の言葉」のように扱われています。特に高いポストに居る人のほうがこの傾向が強く、後々の人事にかかわるんでしょうね。

入りたての公務員にとっては、議員さんにそこまでへこへこすることの意味がわからないといった感じだと思います。

なので、優秀!?な公務員は議員さんに受けがよく、自分の仕事に影響のないようにうまく立ちまわる人が多いですね。

まー30歳くらいまでの公務員にとって、議員さんはあんまり関係ないですけどね。

というのは、どこでも議員対応は通常役職のある人がすることになっていると思うので、直接対応することはありません。ただし、上司からこれやってとか、あれやってというような仕事が回ってくるので、要領の良い上司に恵まれないと、若い時から議員に振り回されることになりますよ。

ほかにも、公務員にとって上司のいうことは絶対です。

これは、どの企業でも同じだと思いますが、公務員には「法令・条例等及び上司の命令に従う義務」(地方公務員法第32条)ってものがあり、明文化されてしまっています。

なので、頭の硬い、頭が切れない上司にあたった日には最悪の事態が待っています。

ある意味パワハラに近い事態になりますが、なかなかどこにも相談するところがなく、体を壊したりする人もたくさんいます。

どの社会にも言えることですが、上司の良し悪しが職場が快適に過ごせるか、どうかの一要因になってしまいますね。

と、上司の話までいってしまいましたが、本題の「公務員は議員に頭が上がらない?」ってのは、まったくもっての事実であることは間違いありませんね。

そんないろいろなストレッサーを抱えて、毎日を過ごすくらいなら、いっそ、新しい世界を見てみることをオススメします。